ご存知のように、アメリカという国は、メルティングポットと呼ばれるように、移民の集まりで、色々な国の人たちが住んでいます。
「アメリカ人」と名乗っていても、オリジナルの国の国籍を持っている人(他重国籍が認められる国では)もいますし、日本人のように、日本人からアメリカ人として帰化するような方もいます。
ですが、結局は、自分たちが育ってきた環境の食事を大人になっても食べる傾向があり、アメリカのパンといっても、実はいろいろな種類が存在します。
例えば、語学留学していたロサンゼルスでは、アジア系の人たちが多いですから、通常のパンも売っていますが、韓国系、台湾系、それに日系などもあり、ラテン系が多くいますので、ラテン系のパン・ドゥルセ(要は菓子パン)があります。
どれも微妙にスタイルは異なり、味付けや風味も異なるので、「今日はどこのパンが食べたい」などと、世界各国のスタイルのパンが食べられるというのは、日本ではなかなかできない面白いことです。